社内研修会のご報告
12月22日に「日邦薬品工業の商品説明」という研修を行いました。
今年4月から新装開店したフラワー薬局西町店にて、㈱北海道カワゾエカンパニー様、日邦薬品工業㈱様に化粧品のアクルシリーズを中心に商品の説明、販売方法等を教えて頂きました。
これからの薬局は、調剤だけではなく、一般用医薬品(OTC)販売等も行い、生活に密着することにより、地域の方の健康増進に関わっていく必要があります。
今後もこの研修を定期的に行っていきたいと思っております。
12月15日に「腎機能低下患者への薬物投与設計法」という研修を行いました。
福岡県薬剤師会と日本腎臓病薬物療法学会主催の認定セミナーに出席した薬剤師による、今年度3回目の報告研修会でした。
今回は、腎機能に応じた薬物投与を実践する為の基礎となる考え方を学びました。
3回目になり、より実践的で難しい内容になってきました。薬剤師以外の職種の方には理解しにくい分野だからこそ我々がやらなければなりません。
これからも研修を続け、ひとりひとりの患者様にあった薬や投与量を提案できるように研鑽して参ります。
11月24日に「パルスオキシメーターと血圧計」の研修を行いました。
株式会社スズケン様に、血中酸素飽和度を測定するパルスオキメーターと血圧計の商品説明をして頂きました。
セルフメディケーションや高血圧治療の一環として、ご自宅で血圧を測られる方が増えてきています。そこで、正しい血圧の測り方と血圧計の種類について学びました。また、高齢者の在宅現場で接することのあるパルスオキシメーターについても使用法や種類について学びました。
薬のことだけではなく、医療機器や検査の面でも地域の皆様のサポートができればと思っております。
10月28日に第28回事務員研修会を行いました。
弊社では毎年9月末に棚卸を実施します。今回はその棚卸作業について、全店舗それぞれの反省点・改善点を出し合い、意見交換をしました。
他店舗の反省点・改善点を聞き、また来年度の棚卸の参考になるよう再確認できる研修会になりました。
これからも研修会を重ね、日々の正確な事務作業が行えるよう精進してまいります。
10月27日に「血糖測定器と尿試験紙について」という研修を行いました。
テルモ株式会社様に血糖測定器、尿試験紙、口腔ケアグッズ、転倒防止靴下の商品説明をして頂きました。
特に血糖測定器は、現在、薬局以外で取り扱っているところがほとんどなく、患者さんが入手しにくい状況になっているとのことでした。
その他のものについても患者様のQOL(生活の質)の向上につながるものでした。
薬だけではなく、このような介護、医療の商品を取り扱うことにより、地域の皆様の健康に貢献していきたいと思っております。
9月28日に「症例に基づいたCKD患者の薬物適正使用」という研修を行いました。
6月につづき、福岡県薬剤師会と日本腎臓病薬物療法学会主催の認定セミナーに出席した薬剤師による報告研修会でした。
今回は、CKD(慢性腎障害)患者に注意すべき薬剤や副作用について学びました。
投与量の設定や副作用の確認は薬剤師の重要な仕事です。これからも研修をつづけ、より良い医療サービスを提供できるように努めて参ります。
9月18日に「なぜ今OTC販売なのか ~今私たちに出来ること~」という研修を行いました。
日邦薬品工業株式会社様にOTC(一般用医薬品)販売の必要性、それを通した地域貢献のあり方等をご講演頂きました。
昨今セルフメディケーションの重要性が叫ばれ、国も薬局のあるべき姿として、調剤だけを行うのではなくセルフメディケーションをサポートする薬局像を掲げています。
そんな中、弊社は80年以上前から医薬品販売に携わっており、現在もOTC販売、健康相談、調剤業務を行っております。医療費が切迫していく中、今までの様に気軽に保険を使い医療を受けにくくなる時代が押し迫っています。
これからもOTC販売、健康相談、食への関わり、調剤業務を通じて地域医療に貢献していきたいと思っております。
8月19日に第27回事務員研修会を行いました。
今回は主に来月行う棚卸について、マニュアルの見直しと確認や処方箋入力についての情報共有を行いました。
実際にレセコンを使い、算定要件や、どのように入力すれば間違いをなくせるのかなどを話し合いました。
また、今年は5名の事務員が登録販売者の資格試験に挑みます。
地域の皆様の健康を全力でサポートさせて頂くために、業務中に気付いた疑問点・改善点を共有し解決するよう今後も努力を重ねて参ります。
7月28日に、「在宅医療で使用される医療材料」という研修を行いました。
ニプロ株式会社様に在宅の現場で使われる医療材料を、実物に触れながら広く紹介して頂きました。普段我々にあまり馴染みのない物ばかりで大変勉強になりました。
在宅医療が進むこれからは、医薬品のみならず医療材料等の需要も増えてくると思われます。それらの供給も薬局の責務と考えておりますので、求めがあった際に対応できるように研修を重ねて参ります。
6月23日に、5月に引き続き「CKD(慢性腎臓病)について」の研修を行いました。
平成27年4月から約2年間のスケジュールで福岡県薬剤師会と日本腎臓病薬物療法学会が協力して、認定薬剤師習得の為のセミナーを行っています。
今回はそのセミナーに出席した薬剤師が要点をまとめ講義をしました。
2年間に渡りこの取り組みを続け、セミナーに参加していない薬剤師もスキルアップし、患者様をサポートできるように努力致します。
5月26日に「CKD(慢性腎臓病)について」の研修を行いました。
CKDの患者様は増加しており、放っておくと透析をしないといけなくなる事もある為、国や市町村を挙げての取り組みが行われている疾患です。
薬物治療は勿論のこと、予防の為の食事指導についても学びました。
予防と治療の両方の面から患者様をサポートできるようにこれからも研修を重ねて参ります。
5月20日に第26回事務員研修会を行いました。
今回のテーマは「学校保健について」でした。
学校の管理下でのケガや病気で医療機関にかかった場合の災害救済制度について詳しく学びました。
書類を記入する機会は余り多くはありませんので、実際に記入の練習をした事で記入内容の再確認ができました。
また、各店舗での事務処理についての報告を行ったり、疑問点について話し合ったりと有意義な意見交換ができる研修会となりました。
今後も定期的に研修を行い、患者様に安心してご利用頂けるように努めて参ります。
4月28日に「介護報酬改定後の在宅医療の展望と薬剤師の将来像を考える」という研修を行いました。
沢井製薬様の同タイトルのWebセミナーを視聴し、その後ディスカッションを行いました。国からも国民の皆様からも、薬剤師が在宅に行くことを求められていることを痛感する内容でした。
ディスカッションの中で、薬剤師は単に薬と言う「モノ」を渡す人ではなく、薬剤師法に規定されている通り「国民の健康な生活を確保する」為に動かなければならないという結論に達しました。薬学的な内容は勿論のこと、それ以外の事も含め、地域の皆様の「健康な生活を確保する」為に精進して参ります。
3月24日に「臨床検査」の研修を行いました。
薬の効果や副作用を判定する際や、患者様への疾患の説明、重篤度の判断を行う際に必要な知識です。この分野は、日々新しい検査項目が増えるにも関わらず、説明を聴く機会があまりないのが現状です。
患者様を支える医療チームの一員として、患者様や他の医療スタッフに情報提供し、より良い医療をお届けできるように努めて参ります。
2月24日に協和発酵キリン株式会社様にご講演頂き、「がん疼痛マネジメント」の研修を行いました。
この内容は、今まで何回も社内や薬剤師会の研修会等で学んできた事ですが、実際の処方に触れないと時間が経つにつれ知識が曖昧になってしまいます。
また、新しい薬剤情報を正確に把握しておく必要があります。
その為に、今後も定期的に研修を繰り返すことにより知識を定着させ、処方が来た場合には即座に対応し、患者様にご迷惑をお掛けしないように努めて参ります。
2月18日に第25回事務員研修会を行いました。
今回の議題は「知っておきたい検査値」でした。
検査値表の見方や、記号の意味、各検査の平均値など様々な検査の値があることを学びました。
患者様との会話の中で検査値についてお話する機会があります。
患者様とのコミュニケーションの一つとして、また事務員としてのスキルアップとなる研修会となりました。
なんでも相談して頂ける薬局として、さらにスキルアップを目指して参ります。
1月27日に「骨粗鬆症について」の研修を行いました。
ファイザー株式会社様にご講演頂き、病態、治療等を説明して頂きました。
高齢化が進んでいる中、今後ますます骨粗鬆症の患者様が増え、予防も必要になってくると思われます。薬剤師として適切な薬を医師に提案できるように研鑽を積んで参ります。
12月4日に「導尿について~適切な管理方法と安全管理~」についての研修を行いました。
(株)ジェイ・エム・エス様にご講演頂き、導尿のチューブやバッグの使用・管理方法、注意点について学びました。
実際に患者様から「バッグを購入したいので取り寄せて欲しい」と依頼のあった店舗もあります。その様な時に迅速に対応し患者様にご迷惑をおかけしないように、医薬品のみならず医療・衛生材料の研修も継続していきたいと思います。
11月19日に第24回事務研修会を行いました。
今回の議題は「棚卸マニュアルを作成しよう!」でした。
弊社では毎年9月末に全店舗で棚卸を実施していますが、より効率的でかつ正確に行えるよう全店舗統一の「棚卸マニュアル」を作成することにしました。
今回の反省点を出し合い、今年よりスムーズにできるよう、話し合いに熱が入りました。
棚卸は会社にとって、経営状況を正確に把握する重要な作業です。そのためにも日々の正確な事務作業が行えるよう精進してまいります。
10月28日に「医療安全研修」を行いました。
弊社で実際に起こったインシデント事例をもとに薬剤師、事務員でディスカッションを行い再発防止策、改善策を検討しました。
それぞれの立場によって色々な意見があり、白熱した議論になりました。
今回挙がった再発防止策を明日からの業務に活かしていきたいと思います。
今後も定期的に医療安全研修を行い、患者様に安心してご利用頂けるように努めて参ります。
8月26日に「褥瘡(じょくそう)予防・管理ガイドライン~創の状態に応じたドレッシング材の選択~」についての研修を行いました。
スミス・アンド・ネフュー ウンドマネジメント(株)様にドレッシング材(創傷被膜材)の商品の特徴や供給する際の注意点、保険制度等についてご講演頂きました。
褥瘡については昨年、栄養管理とフィブラストスプレーについて2回研修を行いましたが、今回はまた違った角度から褥瘡の治療について学ぶことができました。
平成26年4月の改正により薬局から衛生材料を供給することが可能になりました。地域の方の為に、薬局でできること全てにお応えできるよう努力して参ります。
8月6日に第23回事務員研修会を行いました。
今回は「調剤報酬点数算定~点数漏れをなくすために~」
平成26年度調剤報酬改定を経て、加算算定での留意事項等を実際の処方例で再確認しました。
レセコンの普及で請求点数確認を怠りがちになっています。
入力しながら点数等にも気を配ることを確認しあいました。
各店舗より議題を提供し、情報共有にも務めています。
今年3名が登録販売者の資格受験に挑みます。
また、私たちはお年寄りにも頼って頂けるような「まちのお薬屋さん」を目指します。気軽にご相談ください。
7月15日に「在宅訪問薬剤師業務」についての研修を行いました。
(株)翔薬様にご講演頂きました。本年4月の調剤報酬の改定の変更点や医療保険、介護保険の違い、新設された衛生材料の処方せんでの供給、医療材料について等幅広くご説明して頂きました。
今後在宅のニーズが増えていく中で、医療材料や衛生材料の需要もあると思われます。制度を正しく理解し、すぐに対応できるような体制を整えて参ります。
地域の方が在宅に帰って来られた際に不都合がないように、薬だけではなく「その他の薬事衛生を司る」ことによって地域医療に貢献していきたいと思っております。
6月24日に「薬物相互作用」についての研修を行いました。
自分達で薬物相互作用について判断する考え方を学びました。
添付文書には色々な情報が記載してありますが、情報が不十分であったり場合によっては間違っていることもあります。薬剤師は与えられた情報だけで判断するのではなく、薬の専門家として自分達で判断・評価する責任があります。
「薬物動態」「薬物相互作用」この2つの分野は薬剤師以外の他職種があまり知識のない分野であり、薬剤師が責任を果たすかによって患者様の医療の質が大きく変わってきます。
これからも「薬剤」の「師」として専門分野の研鑽に励み、地域の皆様へのより良い医療の提供に貢献していきたいと思っております。
5月27日に「CAPDの基礎」についての研修を行いました。
(株)ジェイ・エム・エス様に腹膜透析についての説明をして頂き、その後実際の製品を使い、バッグ交換の手順について教えて頂きました。
現在、調剤薬局で腹膜透析液を取り扱うことはほとんどありません。
しかし、これから在宅で療養される患者様が増加するにあたり需要も増えてくるものと思われます。また、多職種連携を進めて行く中で、薬局に期待されている分野でもあります。患者様が退院後も安心して治療を受けられますよう、御依頼があれば直ぐに対応できる体制を整え、少しでも在宅療養のお役に立てるように努力して参ります。
5月14日に第22回事務員研修会を行いました。
演題は「からだの構造~消化酵素を覚えよう~」
口から入った炭水化物やたんぱく質、脂質などがどんな消化酵素によってどこで分解され、どのような物質になって行くのかを学びました。さらに、ゴロ合わせの覚え方をまとめた資料もあり、私達が今後受ける登録販売者試験に向けて参考になる研修会でした。
まだ詳しい日程は発表されていませんが、登録販売者試験まで早くもあと半年程。資格取得に向けて、また患者様のお悩みの相談に少しでもお力になれるよう、身を引き締めて勉強に取り組んで参ります。
4月22日に「薬物動態その3 ~抗菌薬編~」についての研修を行いました。
2月、3月に続き、薬物動態の3回目です。今回は抗菌薬編です。
弊社常務によるPK/PD理論を中心とした抗菌薬の薬物動態と適正使用についての講義を受けました。
耐性菌の問題が叫ばれる昨今、抗菌薬の適正使用は医療上非常に重要な課題です。その為にはPK/PD理論を中心とした薬物動態をしっかりと把握し、適切な抗菌薬を選択する必要があります。
医療従事者の中で、薬物動態学を学んでいるのは薬剤師だけです。その分責任重大ですし、薬剤師の存在意義がそこにあると思います。
これからも薬剤師の職能を最大限発揮し、地域の皆さんにより良い医療サービスをご提供できるように頑張って参ります。
3月25日に「薬物動態 その2 ~実践編~」についての研修を行いました。
前回の「用語解説編」に続いて、今回は「実践編」です。
弊社常務による薬物動態学の講義を受け、主にクリアランスについて学びました。
その後、投与量を決定する演習問題を解きました。特に高齢者や腎機能低下者の投与量は慎重に決めなければなりません。投与量や用法用量の決定や疑義照会、これは薬剤師として非常に重要な仕事です。こういう事は軽視されがちですが、弊社は積極的に取り組んで行きたいと思っております。
「~すべては患者様のために~」
次回は「抗菌薬編 PK/PD理論」について研修会を行う予定です。
弊社は私達と一緒に学び、地域に貢献して頂ける仲間をお待ちしております。
2月25日に「薬物動態 その1 ~用語解説編~」についての研修を行いました。
弊社常務による薬物動態学の講義を受けました。
学生時代には勉強したものの、国家試験から日が経つとほとんど忘れてしまっているのが現状です。しかし、この分野はチーム医療のなかで薬剤師以外の職種の方はほとんど知識のない分野です。だからこそ薬剤師がやらなければなりません。
今回は「用語解説編」ということで薬物動態学の基礎知識を学びました。
今後は「実践編」「PK/PD理論編」と3回に渡り研修会を行う予定です。
個々の薬剤師ができる限りスキルアップし、患者様のお役に立てるように努力して参ります。
研修会風景
2月19日に事務研修会を行いました。
今回は、店舗で販売しているOTCについて朝日店より発表がありました。
朝日店では、日邦薬品のOTCを数多く販売しています。
その中でもいくつかの商品にスポットを当てて成分・効果などについて学びました。
今回の研修会を機に来年受験する登録販売者資格取得に向けて、また患者様のニーズに応えられるようより一層努力して参ります。
研修会風景
平成26年度1月度研修会
1月28日に「顔の見える薬局・薬剤師になる為には ~KJ法を用いて~」についての研修を行いました。
最近、「 薬剤師は何をしているのか分からない。」いわゆる「薬剤師は顔が見えない」という声が国民の皆様から挙がってきています。
それを受けて、日本薬剤師会では「見える化運動」を行っています。
そこで、弊社では現状何が足りなくて「顔が見えない」のか、何をすれば「見える化」できるのかについて、KJ法を用いてスモールグループディスカッションを行いました。
「在宅業務の取り組み」「OTC販売」「地域活動」「情報発信」「薬局の雰囲気作り」等々たくさんの意見が出ました。
今回挙がってきた課題に取り組み、その成果をまとめ今年の九州山口薬学大会のポスター発表に申し込む予定です。
今後も少しでも地域の方に必要とされる薬局になれますように努力して参ります。
平成25年度11月度研修会
11月26日に「在宅業務の実際」についての研修を行いました。
まず、インターネット(e-ラーニング)のコンテンツを用いて講義を聴き、意見交換をしました。
その後、常務から「フラワー薬局杷木店の事例紹介」についての話がありました。
在宅の現場では他職種連携、チーム医療がとても重要であるということを再確認しました。その為にはチームでの情報共有が必要不可欠です。
一人の患者様の情報をその人に携わる医療・介護スタッフ、ご家族等皆で共有する。
一見当たり前に思えますが、現状の医療ではまだまだ不十分なところがたくさんあります。
在宅だけに限らず、外来患者様に対しても同じことが言えます。
「全ては患者様の為」その気持ちを胸に業務に取り組んで参ります。
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研修会風景
平成25年11月度事務員研修会
11月20日に事務研修会を行いました。
弊社事務員は来年、登録販売者試験を受験することとなったため「登録販売者」についての基本的なことを学習した後、過去の試験問題を数問ほど解いてみました。
登録販売者とは第二類、第三類医薬品の販売従事者のことです。
『患者様自らが薬を選択し服用する』ことが主流になりつつある今、登録販売者の必要性も高まっています。
まずは、来年の試験に合格し、患者様のニーズに応えられるような登録販売者、薬局づくりを目指して参ります。
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研修会風景
2013年10月度社内研修会
10月22日に「調剤薬局の今後」についての研修を行いました。
まず、インターネット(e-ラーニング)のコンテンツを用いて講義を聴き、意見交換をしました。
その後、弊社常務から「他業種から学ぶ調剤薬局のサービス」についての話がありました。
これまでの調剤薬局は、処方せん受付け→処方せん鑑査→調剤→調剤鑑査→投薬→薬歴で終わっていました。しかし、本当に大事なのはお薬をお渡しした後です。「患者様がご自宅できちんと管理、保存ができているのか。」「服用しやすい剤形、調剤方法になっているか。」「飲み忘れ、飲み間違いはないか。」「効果が出ているのか、副作用が出ていないか。」
こういったことをサポートする為には「在宅」が有用です。
私達は薬の専門家として、患者さんが薬局に入って来られてから、ご自宅で最後の薬を服用し終わるまで全てに携わっていかなければならないと再認識致しました。
これからも「地域に根差した薬局」になれますよう努力して参ります。
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研修会風景
2013年9月度社内研修会
10月3日に「在宅症例検討会その2」を行いました。
8月の研修会の続きで、実際の患者様の症例を基に「頻尿対策」「口渇対策」についてディスカッションを行いました。
「トータルアセスメント」を考え、処方提案の他に生活面の提案などを検討しました。
普段の薬局での投薬ではあまり気にかけない様な細かい生活環境にまで考えを巡らせ提案を考えました。
薬をお渡しして終わりというのではなく、患者様が実際に薬を保管、服用されるまでを考え適切な薬剤を適切な調剤方法でお渡しする。そして、その後の効果や副作用までケアし、必要な情報は医師をはじめとする他職種と共有する。
これは何も在宅に限らず、薬局の窓口にお見えになる患者様にもできることであるという事が分かりました。
これを実践し、より質の高い医療をご提供できるよう努力して参ります。
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研修会風景
2013年8月度社内研修会
8月度社内研修会は、8月23日に「症例検討会」を行いました。
実際に杷木店で在宅を行った患者様の症例についてグループディスカッションをしました。
具体的な内容は、オピオイドローテーションに伴う処方の提案や副作用など他職種、患者様への注意事項について話し合いました。
私達薬剤師は薬のことだけに目が行きがちですが、患者様を取り巻く全ての環境を考慮しなければならない必要性を感じました。
また、それぞれの人が色々な意見をもっており、ディスカッションすることにより自分の知らなかったことや気付かなかったことが分かり、人の意見を聴くことの大切さを改めて感じました。
これからも、患者様一人ひとりにあったサービスをご提供できるように心掛けて参ります。
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研修会風景
2013年7月度社内研修会
7月度社内研修会は、7月26日に「脳卒中」について行いました。
大塚製薬(株)様にご講演頂き、脳卒中の疫学、分類、病態、治療等について学びました。
脳出血は減少傾向にあるものの、脳梗塞は増加傾向にあります。
また脳梗塞による後遺症は、介護保険を利用される大きな要因のひとつになっています。
高齢化が進んでいる当地域でも今後患者様が増加すると予想される疾患です。
麻痺や嚥下障害等の後遺症が残る患者様もいらっしゃいますので、服用しやすい薬剤を選択し、服用しやすい形で調剤するというのは我々薬剤師の大事な仕事です。
再発を繰り返すと生命の危険に直結する疾患ですので、我々が正しく疾患を理解し、患者様のお役に立てればと思っております。
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研修会風景
2013年6月度社内研修会
6月度社内研修会は、6月28日に「高齢者疑似体験」について行いました。
久光製薬(株)様にご講演頂き、高齢者の方の感覚が疑似体験できるメガネをかけて手袋を装着し大豆を箸でつかんでみたり、シップの取り出しや実際に一包化してある薬剤をビニールから取り出してみたり、普段薬局で患者様にお渡ししている薬剤情報提供書や領収書などを見てみました。
また、弊社代表と事務員を代表して2人がメガネ、手袋をつけたうえに更に重りの入ったジャケット、関節の伸縮を抑制するサポーターなどを装着し、全身で高齢者の方の感覚を体験しました。
普段私達が何気なく行っている動作も、高齢者の方はとても不自由な思いをされているということが身をもって解り、高齢者の方には優しいサービスの提供の重要性を改めて気付かされました。
今後も患者様の立場に立って高齢者の方に限らず、どなたでも安心してご利用頂ける薬局を目指してまいります。
研修会風景
眼鏡と手袋を装着して豆つかみ
眼鏡と手袋を装着して財布からお金の取り出し
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弊社代表の高齢者疑似体験
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事務員の高齢者疑似体験
2013年5月度社内研修会
5月度社内研修会は、5/24に「褥瘡対策 褥瘡の予防と治療」についての研修会を行いました。科研製薬株式会社様に「褥瘡とは?」という基本的なことから、「予防」「褥瘡の分類」「治療」「薬剤選択」と褥瘡に関して幅広くご講演頂き、褥瘡治療薬「フィブラストスプレー」の製品紹介をして頂きました。
近年、病院では褥瘡対策が活発ですが、調剤薬局では「治療」や「薬剤選択」の話はきいても、褥瘡の基本的なことはあまり耳にする機会がありませんでした。
今回は今まで知らなかった事をたくさん学べ、大変有意義な研修会になりました。
高齢化社会の現在、褥瘡は避けては通れなくなっています。特に在宅においては、薬剤師が患者様の状態を見て適切な薬剤選択をし、医師への処方提案をする責任を感じました。
この様に弊社では在宅に必要な勉強会を行い、少しでも地域住民の皆さんのお役に立てる様に頑張っています。弊社は志を同じくする薬剤師をお待ちしております。
2013年4月度社内研修会
4月度社内研修会は、4/26(金)に「高齢者医療」についての研修会を行いました。
インターネット(e-ラーニング)のコンテンツを用いて講義を聴き、その後ディスカッションを行いました。
高齢者は生理機能が低下している為、若年者とは同じように治療できないことを再確認しました。
これから超高齢化社会になり、在宅がより一層増えていくと思われます。その際に高齢者の全身管理は薬剤師にも必要になっていきます。今後も回数を重ね、より個々の患者さんにあったサービスが提供できるように取り組んでまいります。
2013年3月度社内研修会
3月度社内研修会は3月22日に「褥瘡の予防・治療とアミノ酸」と「介護保険申請から認定までの流れ」についての研修を行いました。
まず、(株)翔薬様に「褥瘡の予防・治療とアミノ酸」という演題でご講演頂き、その後アミノ酸製剤の試飲をしました。
アミノ酸自体は本来味が悪いものが多いようですが、今回試飲したものは味付けを工夫していてとても飲みやすくなっていました。調剤薬局の薬剤師は褥瘡の「治療」に目がいきがちですが、アミノ酸製剤を患者様にお勧めすることにより「予防」に貢献できるということを学びました。
次に朝倉市介護認定審査会委員を務めています弊社常務が「介護保険申請から認定までの流れ」について説明を行いました。介護保険の申請から要介護状態の認定に至るまでのプロセスは関わっていないものにとっては未知の領域ですが、詳しく説明していただき、ドクターのみならず、介護に関わる様々の職種の合議体(介護認定審査会)において決定されていることが学べました。
弊社は今回の常務の朝倉市介護認定審査会委員のように、代表・専務も様々な公務を兼務していますし、社員も地域の学校薬剤師に任命されたりしています。自分のスキルをあげたい、薬剤師としての見識を深めたいという方を弊社は応援しています、一緒にフラワー薬局にて働きませんか?
2013年2月度社内研修会
2月度社内研修会は、在宅医療に取り組む為にまずは知っておかなければいけない知識を勉強しました。医科の点数など今まであまり関心がなかったことなど非常に勉強になることばかりでした。
在宅医療は、私たち薬剤師が取り組まなければならない喫緊の課題です。 今後も定期的にこの在宅関連の社内研修会を継続して行っていきます。
フラワー薬局グループは地域に根差した薬局を目指しています。志を同じくする仲間を募集しています。是非、お問い合わせください。
2012年11月度社内研修会
11月度社内研修会は、11月30日に「認知症について」の研修会を行いました。 今後、高齢化社会が進むにつれ、どうしても増加傾向にある症例です。また、在宅診療に薬剤師が関わっていく為には必要な知識です。活発な質問等も飛び交い、非常に充実な研修会となりました。
2012年10月度社内研修会
10月度社内研修会は、10月30日に薬剤師・医療事務全社員を対象に医療安全研修を行いました。
まず、(株)翔薬様に「医療安全対策について ~義務化の内容と基本知識の再確認~」という演題でご講演を頂き、その後、弊社で実際に起きたインシデント事例をスモールグループディスカッション形式で議論・分析を行いました。 人それぞれ考え方が違う為、このディスカッション形式は非常に有効でした。今後も定期的に医療安全対策のみならず、色々な研修を行っていきます。 今回挙がった安全対策をもとに、今後も同じようなインシデントが起きないようにシステムの構築に取り組んでまいります。